シニア犬猫の治療にあたる動物病院の先生の声を届けます。

「VET Reports」とは、高齢の動物たちに関する話題を中心に、動物医療の現場の様子をお伝えするA4・4ページのペーパーです。

ここではその「VET Reports」のメインコンテンツ=動物病院の院長先生へのインタビューを抜粋版でご紹介します。フルバージョンで全文をお読みになりたい方は、以下のボタンを押してメンバー登録(無料)していただけましたら、最新号をPDFでお送りし、次号以降は郵送いたします。ただし、動物医療に関する専門的な内容を多く含みますので、動物医療関係者、または動物医療関連の学生の方に限らせていただきます。

先生がフェルガード®に出会ったきっかけは何ですか?

実は親族のために調べているときにフェルガード®を知りました。フェルガード®はサプリメントですので、犬や猫にも使えないかと考えました。

犬や猫ではどのような問題がありますか?

やっぱり夜哭きですね。飼い主さんが一番大変なのは夜徘徊と夜哭き、これです。自分たちだけの問題ではなくて、近所迷惑だとかすごく気にされます。

そのような時はどのような対応をされますか?

飼い主さんの要望は、「今すぐ静かにしてほしい」という事なんですね。それで、以前はやむなく鎮静剤とか睡眠薬を使っていました。最初はスカッと効いたりしますが、効く時間が段々短くなってきて、結局は容量を増やしていってあまり良くない状態になってしまいます。

フェルガード®をお使いいただいていかがですか?

じわじわ良くなるという感じがあると思います。逆転した昼夜が少しずつ戻ってきたとか、そういう感じになりますね。昼間はちゃんと動いて夜はよく寝てくれて…。前はまったく逆で、夜中は大騒ぎして誰かが必ず起きていてだっこをしなければいけなかったのですが、今は家族みんながちゃんと寝ることができます。

他にはどのようなものをお使いになりますか?

動物のための「静心」(イスクラ産業)という漢方ですね。それとヨーロッパ(特にドイツ)でよく使われる自然療法薬。この組合せは安心して使えます。

副作用がなくて安心ということは大事ですか?

胃腸も弱っていることもありますから、副作用があるような薬は怖いですね。ずっと長いこと安心して飲ませられることがとても大事だと思います。
フェルガード®は安心して使うことができるので、早い段階から飼い主さんにもお勧めしたいのですが、どうすれば使っていただけるかがポイントかなと思っています。

飼い主様が気をつけることはありますか?

高齢のご両親が認知症、犬も認知障害症候群になってしまうと大変ですね。
認知症の高齢の方には、「(犬の)主治医から止められているから、あげちゃダメ」というのは通じません。

動物病院仕様の除菌・消臭剤「デオイーズ」を発売しました。主成分が食品添加物でヒトにも動物にも安全な製品です。お使いいただいていかがでしたか?

光触媒なんですね、これ。家で動物のトイレを掃除してちょっとシュシュとかけてしばらくしてみると臭いがとれている。家で使うにはすごくいいように思います。

本日はどうもありがとうございました。

(「VET Reports」第4号・2016年6月1日発行より)

「VET Reports」第8号の紙面

塚越 均先生

早い段階では、飼い主さんはそれを問題とは思わない、あるいは思いたくないのかもしれません

ご家族に認知症の方がいる場合は獣医師だけでなくいろいろな連携が必要となってくるでしょう